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国内最高齢パーフェクト

  • sapporo-bc
  • 2015年8月3日
  • 読了時間: 3分

2013年1月6日(金)札幌ボウラーズリーグ第3週目において、当時のボウラーズクラブ会長、山下雅裕氏(85歳)がパーフェクトを達成されました。その時に掲載された北海道新聞夕刊記事(2013年1月24日)をご紹介します。

-----以下掲載記事-----

札幌のアマボウラー山下さん

札幌市中央区のアマチュアボウラー山下雅裕さんが、85歳3カ月で自身初のパーフェクトゲーム(300点)を達成した。国内の最高齢記録とみられ、「初めてのパーフェクトが国内記録とは驚き。もっと腕を磨きたい」と意気込んでいる。

1月6日に同市西区琴似のサンコーボウルで開かれた公式リーグ。4ゲームのトータルスコアを競う、2ゲーム目だった。「9回連続でストライクが出ました」とアナウンスが流れると、場内のボウラーの多くがプレーを中断して山下さんの投球に注目。50人ほどの人だかりの中、山下さんは最終フレームも落ち着いてストライクを連発し、パーフェクトを決めた。

 「緊張はしなかったが、たくさんの人から大きな拍手をもらい、すごいことをしたのかなと思った」。山下さんは控えめに話す。

 日本ボウリング場協会(東京)によると、同協会加盟の全国ボウリング場での公式戦でパーフェクトゲームを達成したこれまでの最高齢は82歳。山下さんはこの記録を3歳更新した。

 札幌在住の元プロボウラーの舘山詔夫さん(66)によると、パーフェクトゲームはプロでも年に1、2回出る程度。山下さんが使用した球は11ポンドと軽く、ピンにはねられやすいためコントロールが良くないとストライクを出すのは難しいという。舘山さんは「85歳でパーフェクトを出しただけでも驚きなのに、11ポンドで達成したのは奇跡に近い」と話す。

 山下さんのボウリング歴は約40年。建築関係の会社に勤務していた当時、仕事仲間と始めた。最初は球をまっすぐ投げられずガターばかりでスコアも80ぐらいしか出せなかったが、「負けず嫌いなので腹が立って猛練習をした」。1970年代当時はボウリングブームの時代で、何時間も並んで深夜まで練習した。35年前から山下さんにボウリングを教えている舘山さんは「一番の努力家」と太鼓判を押す。 60歳で退職後は健康づくりを兼ね、市電をバスを乗り継いで週に2回程度、ボウリング場に通っている。10年ほど前からは糖尿病のため朝晩のインスリン注射が欠かせない。体にペースメーカーを入れているため無理はできないが、「自分のペースで、でも目標を持ってプレーしている」と笑う。 今年の目標は昨年164だった平均スコアを170に上げること。「僕はぶきっちょだから、人の何倍も練習しないとうまくはならない。もっと練習して上達したい」と話している。

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パーフェクト達成スコアシート

山下氏(中央)と吉田真由美プロ(左)中谷優子プロ(右)


 
 
 

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